上写真はラン菌(木材腐朽菌)共生の地植え10年後の状態である。   ペレポストを毎年秋に1株当たり1kg株元に落ち葉の代わりに撒く。
  無肥料、無農薬・・・10年栽培した結果が上の生育状態である。
  光合成と肥料のこれまでの知見では説明不可能な生育ぶりである!

このような「ラン菌」共生の地植え栽培実験は、世界で初めてのものである。
 世界の植物園でどこも地植え栽培は成功できなかった。
 植え替えなし!
 連作障害など・・・微塵も見られない・・・この生育。
 屋久島の7000年の大王杉、ヒマラヤの蘭自生地の植物生態系を・・・世界で始めtハウス内に再現できた。
 
 これまでは、ラン菌の生息しない状態で地植えしたために、2,3年後に炭疽病、フザリュウムに侵入され絶滅。
 多年草植物栽培の泣き所であるが、これを土壌消毒では・・・解決できなかった。
 植物が枯れるからである。
   バナナも生姜も・・・病害菌に勝てない。

 この栽培法の成功で、多年草植物、樹木の自然生態系栽培法が完成した。
 日本再生循環緑化研究所が発見たラン菌(木材腐朽菌)を使用することで、栽培エリアに病害菌を生息させないことが可能になったからである。


 植物栽培、作物栽培は・・「実証」が全てである。
 研究室の新発見、理論では・・・圃場では違う結果が出てくるからである。
 現在の「菌根菌」資材のほとんどは、圃場では・・・期待したような生育にはなっていない。

 菌根菌共生栽培での・・・上記写真のような生育は、おそらく多分世界で最初のものであろう。



   菌根菌になる木材腐朽菌の増殖、培養土、栽植などは日本再生循環研究所で「特許取得済み」である。
   木材腐朽菌を利用した農業、園芸資材の製造、販売は特許侵害になります。
   
 
 
2006年
  ラン栽培ハウスの地面に防草シートをマルチングして、
  その上にすだれを敷き、それに鉢から抜いた根鉢そ定置。

  根鉢高さの半分まで「ペレポスト」で覆う。
春蘭を山から掘ってきて、ラン菌(木材腐朽菌)が生息していない培養土で栽培して、
肥料を与えれば、山では根腐れなど起きないのに、上右写真のように、簡単に根腐れが起こる。
この現象は、多くの多年草作物で起こる。
これを「連作障害」と称しているが・・・・自然界の多年草植物には「連作障害」という言葉はない!
同じ土壌で永年生きられる植物が多年草植物だからである。
この植物を・・・人間が畑に植えると・・・・「連作障害」が発生する。
畑には・・・木材腐朽菌による土壌浄化システムが欠落・・・削除されているからである。
多収を目標に・・・肥料が施与される・・・。
菌社会で病害菌による「下剋上」が行なわれているからである。
畑では絶対王者菌は「病害菌」になっている!

これを放置したまま、これまで化学農薬で病害菌を殺すことを考えてきた。
科学の驕りである。
それが・・・ようやく人間の科学は菌に勝てない・・・・ことが農業分野でも理解されてきた。
有機農法の挫折は、土壌微生物に目を向けてきたが、有機農法は200年前の理論から生まれているが、
家畜の腸内微生物利用である。
大王杉の株元土壌に「家畜の腸内微生物」など生息していない!


そういうことで日本再生循環緑化研究所は、自然の地表菌社会を研究してきた。
宇井 清太が発見した木材腐朽菌が生息する培養土「ペレポスト」で10年栽培してきた。
、自然界と同じように、無肥料、無農薬で10年栽培してきた。
下に、土壌浄化、連作障害、病害を回避できた・・・その栽培経過写真を掲載する。





多年草植物は芽生えた場所で移動することなく(植物は)同じ場所、土壌で永年生き続けている。
屋久島の大王杉は7000年も同じ土壌で生き続けてきた。
草本植物のランも同じ場所で50年も100年も生き続ける。
肥料も消毒も・・・人間などカンケイなく・・・。

なぜ・・・畑の作物のように「連作障害」が無いのか。
病気が出ないのか?
この謎を、これまでの「農法」では解明していない。

日本再生循環緑化研究所 宇井 清太は、この謎解きを行なってきた。
地球の陸生植物のほとんどは「枯れ落ち葉」の中に自生している!
この地表に堆積したリターにこそ・・・・謎解きの「カギ」がある・・・・・。
7000年の大王杉は・・・7000年間、毎年枯れ葉を株元の地面に落としてきた。
しかし、その枯れ落ち葉の姿は、木材腐朽菌によってセルロース、リグニンが分解され・・・・跡形もなくなっている!
リグニンを分解できる菌は地球上では「木材腐朽菌」のみである。
他の菌は「セルロース」までの分解菌である。

木材腐朽菌(白色)が地球で誕生したのは2億8500万年前である。
つまり、これまでの2億8500間年間、地球の地表では木材腐朽菌が絶対王者として支配して、
地表を掃除して浄化してきたのである。
ある種の木材腐朽菌が支配するエリアでは病害菌が生息できない・・・菌村社会が構築されている。
それが大自然の地表である。
供試材料
 圃場  ラン シンビジュームハウス  1000㎡
 作物  ラン シンビジューム 多年草草本植物 菌根植物
 菌   日本再生循環緑化研究所新発見のラン菌(木材腐朽菌)
培養土 上記ラン菌生息培養土 ペレポスト 2号ゴールド
栽培期間 2006年5月から2018年1月まで
栽培方法
     鉢で培養したシンビジューム大株を、鉢から抜いてペレポスト2号ゴールドで地面に植え付け。
     毎年一回自生地のように枯れ落ち葉のかわりにペレポスト2号ゴールドを、
     株周囲の地面、株上にパラパラ撒いた。 1株当たり約1kg。
     これを継続して11年行った。
浄化作用観察
     株元の地面を掘って、根の状態を観察。
ラン菌生息検定 地面の土壌を寒天培養してラン菌及び微生物の生息、活性を検定
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ラン菌(木材腐朽菌)による土壌浄化圃場試験 

             2006年から2018年1月の期間